返済中の借金があっても、車のローンって組めますか?

キャッシングで借りたお金を返済中に、愛車が故障して買い替えなければならなくなった…そこで気になるのが、返済中の借金があっても、車のローンが組めるのかどうかということですよね。額に関係なく、ローンを申込むと必ず事前審査がありますから、そこでキャッシングの返済がどう影響するのかというのは大事な問題です。

結論から言うと、返済中の借金があるというだけでは、ローン審査でそこまで大きなマイナス要因にはならないと考えられます。きちんと期日を守って支払いをしていて、順調に返済を続けているようであれば、さほど障害になることはありません。ただし、返済が毎月遅れがちだったり、滞っているとなると話が変わってきます。悪質な返済延滞は個人の信用情報上に、事故として履歴が残る行為です。これをやってしまうと、金融関係の会社からの信用はガクッと落ちるので、ローン審査を通る確率はかなり低くなります。また、同じ金額でも複数社から借りていると、多重債務者とみなされるため、評価が悪くなる可能性が高いでしょう。

借金の額が多すぎる場合も要注意です。実は、個人の借りられる金額は年収の3分の1までと貸金業法という法律の中で定められています。そのため、借金を問題なく返済していても、その残高とローンの融資申込額を合わせて年収の3分の1の金額を超えてしまう場合は、無条件に審査を落とされてしまいます。

基本的に、融資を受ける時の金額の大きさと審査の厳しさは比例しています。車のローンというのは、決して小さな金額ではないので、審査の基準が比較的厳しい可能性があります。ローンでの車購入を考える時は、お店の人に良く相談してみることが大切です。

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