キャッシングとリボ払いって、結局どっちがオトクになるの？

どうしても欲しいものがある！でもお金の余裕がない…そんな時、選べる手段は2つあります。クレジットカードでリボ払いにするか、あるいはキャッシングで借り入れをするか、です。

この2つの方法は、カード払いと借金という全く違う方法のようで、実は意外と共通点があります。まず、どちらを選んでも支払いは毎月数千円～数万円程度の少額で複数回に分けて行っていくことになります。そして、金額や支払期間に応じて金利が発生するという点も同じです。それではクレジットカードのリボ払いとキャッシング、本当にオトクになるのはどちらなのでしょうか？

基本的に、キャッシングの金利はクレジットカードのリボ払いに比べて高めに設定されています。それではリボ払いの方がお得になるのかというと、一概にそうとは言い切れません。その一番のポイントになるのは、支払期間です。

クレジットカードでリボ払いを選択すると、たいていの場合、月々の支払額は5千円、あるいは1万円というように、使用した金額に関わらずあらかじめ決まっています。そのため、金額が大きくなると支払期間が長引く傾向にあるのです。

ではキャッシングはどうかと言うと、月々の支払額は金額に応じてある程度の幅の中から自分で決めることができます。経済的に余裕があれば、途中で一括返済や繰り上げ返済をすることも可能です。つまり、うまくやりくりすれば自力で支払期間を短縮することができるというわけです。

キャッシングやリボ払いの金利は、支払期間が長くなれば、それだけ余分に金額がかかります。したがって、支払期間を短く抑えることができれば、金利が高くても最終的にキャッシングの方が総支払額が少なくなる可能性が高いのです。

キャッシングとカードのリボ払い、この2つの選択肢を見れば、借金には抵抗があるからと、カードでリボ払いを選ぶ人が大多数でしょう。ですがやり方次第では、キャッシングの方がオトクに済ませられるかもしれません。安易に決めてしまわず、よく考えてベストな方法を選んでください。